講師:永見典子(ながみのりこ)
私は幼稚園の時からピアノがやりたくてやりたくて仕方ありませんでした。
そして、小学校に上がった時、漸く両親から許可を得てピアノを習う事ができました。
初めてのレッスンでピアノの椅子に座った時は、これからの未来にワクワクしたのを今でも覚えています。
しかし昔は、バイエルという教材しかなく、途中でつまらなくなりました。
ピアノは好きなんだけれども、練習していても面白くないのです。
練習嫌いで、先生と親を困らせた事もありすが、波を超えながらやっているうちにバイエルが終わり、ブルグミュラーにはいるとピアノが楽しくなって音楽大好きな子供になりました。
教える立場になり、子供の頃のこの記憶が大きく影響しています。
楽しくない事は、教えたくない、と思うようになり、生徒さんが弾きたいと思っている曲は楽譜に書き換えて教えたり、なるべくバイエルは避け、楽しみながら身につく教材を選ぶように心がけるようになりました。
その思いが通じてか、音楽好きな生徒さんが沢山育っています。
また、楽しいだけじゃなくて、上達する喜びも味わっていただけています。
合唱コンクールや学校行事の様々なピアノ伴奏の必要な場面で選ばれる、合同発表会の全体合唱で伴奏者に選ばれるという生徒さんもいますが、何よりも嬉しいのが、楽しく上達しながら長く続けられる生徒が育っていっている事です。
2016年前、体調を壊し一時休職しておりましたが、2020年に体調が整いました。
また教える仕事をやっていきたいとおもいます。
武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業後、東京ミュージック&メディアアーツ尚美のディプロマコースピアノ専攻へ進み、ディプロマコース2年の時、NAGAMIピアノ教室を開室し、現在に至ります。