NAGAMIピアノ教室(見沼区)の永見です。
今日は、合唱の伴奏に必要な能力について私が考えている事を述べたいと思います。
伴奏というと、指揮者に合わせて弾けば良いとお考えの方、多いと思います。
でも、実は、伴奏には相手に合わせて弾けるだけではなく実に多くの能力が必要なんです。
皆さん、意外に思うかもしれませんが、伴奏にはリーダーシップという能力が強く求められるのです。
一言にリーダーシップとは言っても、相手を引っ張っていくだけではなく、音、響きで相手に影響を与えるのです。
ピアニストはピアノのを弾くだけしかできません。
ですが、指揮者の求める音楽を指揮者の素振りから読み込み音にしていくという能力が求められるんですね。
凄い高い能力が求められるんですね。
更に、ピアノ伴奏は、美しい響きが求められます。
ピニストのピアノの響きは、合唱に皆さんが思っている以上に影響を与えるんですよ。
ピアニストの出すピアノの響きが綺麗ならば、合唱の響きも綺麗なものとなります。
しかし、ピアニストの出す響きが汚ければ、合唱の響きも自然と濁り、汚い響きが生まれてしまうのです。
私は、合唱の勉強のために、日本でも有名な指揮者の指導する合唱団に入ったことがありました。
この指揮者の弾くピアノは、凄くピアノの響きが綺麗なんです。
指揮者が、発声練習の時、ピアノを弾くと、合唱の響きが凄く綺麗に響くのです。
ところが、この合唱団の伴奏者は、あまり上手な伴奏者ではないのです。
ピアノの音も濁っている。
発声練習で指揮者の弾くピアノで、折角綺麗な響きになった合唱も、伴奏者にピアノがバトンタッチされ、練習が開始されると合唱の響きが濁ってしまうんです。
指揮者がどんなにうまくても、ピアニストの出す響きが汚いと合唱の響きも濁ってしまうのですね。
そのくらい、伴奏って合唱に影響するんですよ。
うまいピアニストは、皆さんソロで活躍しているので、ピアノを綺麗に響かせられるうまい伴奏者は少ないです。
逆に、合唱の伴奏者がピアノ響きを上手に響かせられるピアニストですと、合唱がうまく聞こえます。
ピアノの響きを綺麗に響かせられるピアニストは、ピアノをよく研究しているので、上手で、能力も高い方が多いんですね。
縁の下の力持ちとして、音で、響きで合唱に影響を与え、指揮者のしようとしている音楽を鋭い感性で読み込み、音楽にして合唱に大きな影響を与えるのです。
そうやって盛り上がる音楽作りが出来ると、指揮者もどんどん表現力が発揮され、好循環が生じて良い演奏が作られるんです。
伴奏者と一言に言っても、色々な能力が求められるんですよ。
でも、大勢の合唱に大きな影響を与え、皆で素晴らしい演奏を創る事ができると、伴奏も病みつきになりますよ。
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