NAGAMIピアノ教室(見沼区)の永見です。

 

半年前まで当ピアノ教室(見沼区)のレッスンの途中に

「15ふんだって!」だとか「ねぇ、あとなんふんやるの?」と時計の針ばかり気にしていた小2のAちゃん(七里小学校)ですが、テキストが進み、忍耐力と集中力が必要な曲に取り組むようになると時計を気にすることがなくなりました。

「おおきくなったよね!前は時計ばっかり気にしていたものね。」と言うと

「おおきくなった、じゃなくて、おねえさんになった!でしょう!

いつまでもちいさいままじゃないよ!」と怒られてしまいました。

 

時計の針ばかり気にする、ってよくあることです。

4、5年生くらいでもよくやります。

ですので、2年生のAちゃんが少し前まで時計の針をよく気にしていた、というのはおかしなことじゃないのです。

中には、30分が経ち

「はい、今日のレッスンは終わりね。」と言い、

「え!もう終わり!まだ10分くらいしかたっていないような気がする」と言ってくれる子もいるのですが、そういうお子さんの方が少ないです。

「皆に少しでも上手くなる実感を持ってもらって、ピアノの楽しさを伝えたい!」という気持ちで当ピアノ教室(見沼区)のレッスンにあたっていますが、理想は所詮理想。

現実は現実、と言う事をひしひしと感じています。

 

でも、「あーあ、早く終わらなかな。。。」って思いながらレッスンを受けるって、私も子供の時やっていましたっけ!

小5で専門の道へ入り、熱心な指導を受ける事が当たり前になっていた期間が長すぎて、自分の事は棚に上げていました。

誰だって、学校が終わったら勉強から解放されて自由な時間が過ごしたいですものね。

「あーあ、早くピアノのレッスンおわらないかな。。。。」なんて思う事は、当たり前の事です。

その事に気づき、最近は、

「あとなんふん?」と聞かれると「あと10分だから、もう少しだけ頑張ろう!この曲をあと2回弾いたら、ゲームを時間までやって終わりだよ」という返事をするようになりました。

こういう返事をすると

「きょう、ゲームやるの!じゃ、このきょくあと2かいひくのがんばる!」と気持ちを切り替えてくれるのです。

私自身、理想のレッスンを展開したいという気持ちが前は強くあり、でもその理想と現実のギャップに悶々としていた時期があったのですが、現実を受け入れてみると、お子さんと私の間に妥協点が見つかり、それが少しでも意味のある時間を過ごす事が可能になる事に気づきました。

何事も否定せず受け入れる事の大切さを感じています。

 

でも、Aちゃんは本当にこの半年で成長しました。

とにかく集中力が半端なく育ちました。

できるまで何度でもトライします。

曲も難しくなり、なかなか上手くいかない、、、なんて事は珍しくないのですが、とにかく忍耐強く頑張ります。

だから、私も集中して指導にあたることができています。

時々、

「せんせい!きょうはあとでゲームやりたい!」と要望をだしてくる時もあるのですが、毎回

「頑張れ!」一辺倒のレッスンじゃつまらないものね。

曲の練習を早めに切り上げて、ゲームで遊ぶこともありますよ。

できるようになること、それはピアノを長く続けていく上でとても大切な事ですが、遊びも大事です!

楽しい事がないと、面白くないですものね。

 

学ぶ忍耐力がついたAちゃん。

1年前には

「テキストこのままでいい。

むずかしいきょくやりたくないもん!」と言って私を困らせたのですが、その子その子に合わせて見ていけばちゃんと成長するものですね。

この先更に1年でどんなお姉さんになっているんだろう?

Aちゃんの成長を楽しみにしています。

 

見沼区でピアノを習うのでしたら、NAGAMIピアノ教室(見沼区)にお任せ下さい。

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