NAGAMIピアノ教室(見沼区)の永見です。

 

先日の小2Aちゃん(七里小学校)のレッスンでの出来事です。

 

Aちゃんは、ピアノ歴2年になります。

テキストも大分進み、曲が難しくなってきました。

私は、人によってなのですが、曲が難しくなると出す宿題の量を少なくしていきます。

曲を確実に弾けるようになり、上達する為です。

 

難しい曲は、弾けるようになるまで大変なのですが、弾けるようになると自信がつき、モチベーションが上がります。

ですので、皆に難しい曲も嫌がらずに挑戦してもらいたい!という思いが私の中にはあるのですが、人によっては、難しい曲への挑戦は苦痛以外の何者でもない、という人もいます。

でも、一段ずつでも良いので、弾けるようになっていくと、自然と挑戦する意欲が育てられていくのです。

 

Aちゃんがそうでした。

どちらかというと、のんびりゆっくりペースで練習をするAちゃん♩

曲が難しくなり、取り上げた曲を一緒にレッスンで練習するのですが、なかなか思うように弾けず。。。なんてことも出てきました。

そして、一段ずつ宿題にしていました。

でも、先日のレッスンで、取り上げた曲に苦戦しているので

「難しいから、今週の宿題は一段だけでいいよ。」というと、

Aちゃんが

「せんせい、なにいってるの!

ちょうせんしなきゃひけるようにならないでしょう!

きょく、ぜんぶれんしゅうしてくるよ」と言うのです!

びっくりしました。

 

Aちゃんは、当ピアノ教室(見沼区)でピアノを始めたばかりの頃、ほとんど練習せずに来ていました。

「Aちゃん、おうちでれんしゅうしてきてね」というと

「うん。」とお返事をしてくれるのですが、なかなかやってこないのです。

お母様に

「練習しなさい」と言われると

「やだー!」と言って泣くこともあったそうです。

私はAちゃんが練習できるようになるまで長期戦を覚悟しましたが、学校へ入り、学校生活を送っていくうちに変わって来ました。

学校での学習を通して、徐々に「ピアノは練習しないと上達しない」ということが分かり始めたのです。

 

ピアノは家で練習しないと弾けるようになりません。

でも、中には

「教室に通っていれば弾けるようになる」と思っている方々がいらっしゃいますが、Aちゃんもそういう考えだったようです。

でも、実際に当ピアノ教室(見沼区)でレッスンを受け、練習をした週はうまく弾けてテキストが進む、ということと学校の勉強で努力を重ねれば結果はでるんだ、という経験を積み、段々と「家で練習する」と言う事の意味が分かるようになったようです。

更に、練習を積んだ時には、曲がスラスラと弾け、ピアノを楽しめる、という経験もし、練習ができるようになっていきました。

ただ、難しい曲はやっぱり弾けるようになるまで苦痛が伴うから、少しでも苦痛を減らして、ゆっくりで良いから弾けるようになっていけばいい、なんて私は考えていたのですが、Aちゃんのペースで積み重ねていたら、できるようになる事への意欲が増して行ったようです。

それで先ほどの発言が飛び出したのだと思います。

 

その子その子のペースを大事にして、その子その子のペースで進んでいけば、ちゃんと成長するのです!

この日のレッスンは、いつの間にか逞しく成長していたAちゃんを見られ、とても嬉しく思いました。

今後の成長がますます楽しみです。

 

見沼区でピアノを習うのでしたら、NAGAMIピアノ教室(見沼区)にお任せ下さい。

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