NAGAMIピアノ教室(見沼区)の永見です。
ある日のHちゃんのレッスンの時のことです。
Hちゃん、練習してきているのに、音が小さいのです。
「何でだー?」不思議に思っていました。
そして、弾いているうちに音が出るようになってくるのです。
最後の頃は、バッチリした演奏を聞かせてくれました。
事情は帰りお母様が当ピアノ教室(見沼区)に迎えにきてわかりました。
「右手怪我しているんですよ。
左手だけ見てもらったら?と言ったのですが。。。」
「ええ!そうだったのですか!
Hちゃん、そういう時は『怪我しているから』って言って良いんだよ。
無理して練習したら余計に治りが悪くなっっちゃう。。。」
ということだったのですね。
Hちゃんは、とっても恥ずかしがり屋なんです。
言いたいことを言えずに自分の中に押しとどめてしまう傾向があるんですね。
私がそうだったので、Hちゃんの気持ちはよく分かるのですが。
でも、友人関係が広がっていくと、心も広がり、自然と自分を表現できるようになるんです。
それには、最低でも高学年までかかるんですけれども、そのくらい時間がかかるのは普通、と私は見ているんです。
Hちゃんにも、今回の件を踏まえて
「『先生、右手怪我しちゃって弾けないの!
今日は、左手だけレッスンして♪』と言えるようになるまで、小学5年生くらいまでかかるよ。
でも、必ず先生に伝えられるようになるからね。」というと安心して「うん」と頷いてくれました。
週30分程度のレッスンでおとなしい子が安心して自分を表現できるようになるには、年単位で時間がかかるんですよ。
でも、おとなしい子もお母様がレッスンに入ってくると、砕けて、遊び心が出てお母様とお話ししながら楽しそうにレッスンを受けているんです。
ですから、当ピアノ教室(見沼区)のレッスン自体はとても楽しんでいるんです。
ただ、問題はコミュニケーションですね。
それは、私がどっぷり構えその子が大きくなるのを待つのみです。
心が誰に対しても自然に弾けるようになったらこっちのもの。
私も、当ピアノ教室(見沼区)に通う、おとなしいお子さんの心がほぐれるのを待っているんですよ。
でも、ゆっくりだけれども、確実にほぐれていっているんです。
心の底では、信頼を置いて接してくれているんだな、と感じます。
さて、頑張って怪我した右手も駆使して練習曲を弾いてくれたHちゃん。
学校でも、体育は縄跳びをTでいるとの事。
あちゃー、駆使しちゃっていますね。
と思ったら、次の週も右手が痛くてお休みとなってしまいました。
無理はしないでいいですからね。
ゆっくり進んで良いじゃないですか!
見沼区でピアノを習うのでしたら、NAGAMIピアノ教室(見沼区)にお任せ下さい。
是非、無料体験レッスンに来てください。
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新型コロナウィルスの感染拡大に不安の日々ですが、一日も早く収束し、皆様が、平和な日々を送れますように。
当ピアノ教室で行っている新型コロナウィルス対策は、当ピアノ教室コロナ対策を、また、飛沫防止対策シートをご覧ください。
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