NAGAMIピアノ教室(見沼区)の永見です。
一年前から当ピアノ教室(見沼区)でピアノを習い始めた小学2年生のHちゃん。
器用ではないですが、とにかく頑張り屋さんで、努力家です。
一ヶ月前に五線に書かれてある音符から、五線に書ききれない音符へと学びが広がりました。
そうしたら、Hちゃん、始めの1週間は混乱して、音符が読めませんでした。
難しい事や新しい事を学習すると、はじめのうちは混乱する事は誰にでも起こり得る事です。
当ピアノ教室(見沼区)では、そういう時は、譜面をじーっとみてるだけではなく、書く事で分からない事を整理すると良い、と考え、書く学習を勧めています。
「書くのは頭の整理になるんですね。」とHちゃんのお母さんは言っていて、Hちゃんが譜読みで躓くとノートに音符と音符の名前を書いて、納得するまでそれを続けているそうです。
五線に書かれてある以外の音符を加線の音符と言います。
どれも似たような音符でややこしいので、
「何が違うんだろう?」と疑問が湧く子もいます。
Hちゃんもその一人でした。
なるほど!
言われてみると、違うのは加えて書く線だけで、あとは皆黒い音符ですものね。
よーくみないと間違ってしまいますよね。
混乱した時は、地道にコツコツ積み重ねるのが大変だけれども、1番の近道です。
Hちゃん、加線の楽譜を見た時、
「なにこれ?
よくわからない。。。」と混乱してしまいました。
でも、諦めないで頑張れるのがHちゃんの素晴らしい所です。
ノートを出してもらいました。
「書くとよく判るようになるから、音符を先ずは書いてみようね。
高い『ソ』までは五線に書けるでしょう。
でも、高い『ソ』よりもっと高い音が、ピアノの鍵盤には沢山あるでしょう。
それらの音は、五線の上に線を書き足しながら書くんだよ。
こうやって、五線の上に一本線を書いて、その線のところに黒い丸を書いて、これで高い『ラ』の出来上がり!
では、よくテキストを見ながら、高い『ラ』を書いてみよう!」
筆箱から鉛筆を取り出し、テキストを見ながら、高い『ラ』を書きました。
「せんせい、かけたけれどもこれでいいのかな?」
Hちゃん、間違って覚えないよう慎重です。
「それで良いのですよ!
じゃ、高い『ラ』を10個書いてみましょう!」
Hちゃん、よーくテキストを見ながら慎重に高い「ラ」を書いています。
5個も書くと慣れたようで6個目からテキストを見ないでも書けるようになりました。
「たかい『ラ』は、おぼえたから、つぎのおんぷをおしえて!」
次は高い『シ』です。
「高い「シ」は、高い「ラ」が刺さっている加線の上に乗せるんだよ。
この音符ね。」
すると、よくよテキストを見て高い『シ』を真似して書いてくれました。
高い『シ』も5個も書くと6個目から見ないで書けるようになりました。
「せんせい、かけたよ。
これでいいんだよね?」
加線の音符の書き方がわかったようで、自信が持てたようです。
「そうだよ。
これで良いのよ。
それでは、忘れないように、毎日10個ずつ高い「ラ」と高い「シ」を書きましょう!」
Hちゃん、大きな声で「はい」とお返事をしてくれました。
これで、高い「ラ」と高い「シ」は覚えられます。
当ピアノ教室(見沼区)のレッスンだけで書くより、家でも練習した方が確実に覚えられるので、書く事も宿題として大切にしています。
「出来る喜び」を味わう過程で大切な学習です。
1週間後、Hちゃん、笑顔で当ピアノ教室(見沼区)に来てくれました。
「せんせい!
たかい『ラ』とたかい『シ』おぼえられたよ!」
そういうので、楽譜で確かめてみました。
すると、加線の音符が読めるようになったではありませんか!
Vサインをして、ニコニコです!
頑張った甲斐がありましたね!
見沼区でピアノを習うのでしたら、NAGAMIピアノ教室(見沼区)にお任せ下さい。
是非、無料体験レッスンに来てください。
お気軽にお問い合わせ下さい。
お待ちしております。
新型コロナウィルスの感染拡大に不安の日々ですが、一日も早く収束し、皆様が、平和な日々を送れますように。
当ピアノ教室で行っている新型コロナウィルス対策は、当ピアノ教室コロナ対策を、また、飛沫防止対策シートをご覧ください。