NAGAMIピアノ教室(見沼区)の永見です。
日本を代表する世界的指揮者小澤征爾さんがお亡くなりになりましたね。
食道癌の手術をされて復帰した舞台でブラームス交響曲の第1番を指揮され、素晴らしい演奏をなさった事を思い出します。
その時の演奏は、音楽に生命を感じさせる本当に素晴らしい演奏でした。
さすが小澤さん!と言いたくなりました。
ですがその一方で、その映像を見ながら痩せ細った体にこんな大曲は負担になっていないかしら?大丈夫かしら?と心配になりました。
そしたら、その演奏会の直後、
「癌は克服できたのですが、腰痛になりまして。。。」というアクシデント。
細い体には大きすぎる大曲でしたもの。そうなってもおかしくないとは思いました。
癌を克服され、また音楽に生きる事ができる喜びがあまりにも大きかったのでしょうね。
癌克服後の小澤さんの演奏は、いつもにも増して生き生きとされていましたもの。
2年前かな?
サイトウキネンフェスティバルを取り上げたNHKの番組で、メンバーが音楽をする姿を見て、涙をながしているお姿が映し出されました。
もう音楽がやりたくてやりたくて仕方なかったのです。
でも、体がいう事をきかない・・・。
お辛かっただろうと思いますが、本当に心から音楽を愛されていたのですよね。
突然の逝去、本当に残念ですが、心よりお悔やみを申し上げます。